プレハブ
プレハブは、プレハブ工法ともいわれ、建物の一部やすべての部材を工場で生産・制作し、現場で組み立てる建築方法です。
プレハブ工法は、4種類に分けることができ、鉄骨系、木質系、ユニット系、コンクリート系があります。鉄骨系は、軽量鉄骨の柱・梁、ブレースで骨組みを構成します。木質系は、壁や床などの主要構造部材に木材パネルを使用し、面の力で建物を支えます。
ユニット系は、鉄骨のフレーム、木材のパネルで構成されたユニットを工場で生産します。コンクリート系は、工場生産コンクリート部材(PC部材)を主要部材としたものです。
メリット・デメリット
部材のほとんどが工場で生産されているため、住宅を建築する職人の技術によって建築品質が左右されず、安定した高品質を保つことができます。現場では組み立てるだけなので、住宅の完成までが短期間で済みます。 |
プレハブのデメリットは、工場で大量生産された部材を利用するため、ほかの工法に比べるとデザインや間取りの自由度が低くなります。 |
設置例
ユニットハウス
プレハブの後に、ユニットハウスが誕生しました。ユニットハウスは、工場で建築工程の8割を生産します。そして、ほぼ完成した状態のハウスをユニック車にて現場まで運搬します。使用用途に応じて、ユニットを連結させることで建物を大きくしたり、2階建てが可能です。また、お引越し・移転にも対応出来て便利です。
メリット・デメリット
組み立ての工程をほとんど工場で行うことで、現場での作業が非常に短期間で済みます。短期間の作業による人件費の安さと材料費の安さも魅力です。その他にも耐震性の高さ、移設のしやすさなどがあります。 |
デメリットは、コンパクトな設計であるため、単体で使用するときには室内が狭く感じてしまうことがあリます。搬入するのに4トンユニック車が必要となるため、車が入ることのできない場所への設置は不可になります。 |
設置例
ミニハウス
庭などに簡単に設置できる自由スペース。子供部屋・お年寄りの離れ・趣味の部屋・ホビールームなど使い方いろいろ。ドア・窓・掃き出しの間取りは自由。サイズは3帖〜6帖の4タイプよりお選びください。
各種サイズを揃えておりますので、敷地・用途に応じて対応いたします。
片流れタイプ・標準仕様
基礎/コンクリートブロック 床/フローリング12mmF☆☆☆☆ 外壁/エンボスカラー鋼板
内装/カラープリント合板(グラスウール入り) 屋根/カラー鋼板瓦棒葺(プラシート入り) ドア/アルミ枠付フラッシュドア
高窓/アルミサッシ1ヵ所(カタガラス) 掃出し/アルミサッシ1ヵ所(上_透明ガラス、下_カタガラス)
注意事項
●結露について
外気温と部屋の中の温度に差ができれば、サッシ、柱等に結露が発生します。本体には影響ありませんが、こまめに水滴を拭き取ってください。
●シックハウス対応について
ハウスの内壁材はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド発散基準の最高級のF☆☆☆☆タイプの建材を使用しておりますが、ハウスを立ち上げた当初は個人の感覚によりますが、多少建材がにおうことがありますが、換気をこまめにして頂く事により自然とにおいは消えていきますのでご理解お願いします。
●外壁材について
ハウスの外壁材は耐久性の高い亜鉛メッキ鋼材を使用しておりますが、鋼板の特性や日照の強弱により鋼板が伸縮し、温度が高い時には外壁が膨らむ事がありますが、本体の強度、構造、耐久性はさしつかえがありませんので、ご理解お願いします。